自動車検査標章、視認性向上を検討…整備工場での点検・整備の啓発も

自動車 社会 行政
視認性の改善が求められている自動車検査標章
視認性の改善が求められている自動車検査標章 全 2 枚 拡大写真

国土交通省は、自動車の検査標章の視認性を向上するため検討会を開催すると発表した。

検査標章は、検査(車検)実施の有無や、自動車検査証の有効期間の満了する時期を一目瞭然とし、無車検車の取締りを容易にするため、前面ガラスなどに貼付して表示するもの。

現行の検査標章は、2004年から自動車登録検査業務電子情報処理システム(MOTAS)を使って印刷される方式となり、四輪車の窓ガラス用が二輪車などのナンバープレート用と同じサイズに小さくなったため、当時、視認性が低下したという意見が多かった。

これを踏まえ、2008年に視認性を向上させるため、次回の検査時期を示す数字を大きくするなど、改良したものの、未だに視認性の改善を求める意見が寄せられている。

また、継続検査(車検)を受けているものの、点検整備を実施していていないユーザーが、車検の際に整備工場を利用しなかった場合も多く存在している。

ユーザーに対する点検・整備実施の指導や啓発に検査標章の活用を求める声も強まっていることを受け、今回、検査標章の視認性向上、検査標章を活用した点検整備啓発の方策について検討するため、有識者、関係業界の代表者等から構成される「検査標章の視認性向上検討会」を設置する。

1回目を1月30日に経済産業省で開催し、検査標章の現状についてや、検討会の進め方について、関係者へのアンケート案について審議する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る