ドライバーの脳波はEVに好感? VW、脳波測定システムを使った試乗結果を発表

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フォルクスワーゲン グループ ジャパンが発表した脳波測定システム「感性アナライザ」による試乗(e-driving)測定結果
フォルクスワーゲン グループ ジャパンが発表した脳波測定システム「感性アナライザ」による試乗(e-driving)測定結果 全 5 枚 拡大写真

フォルクスワーゲン グループ ジャパンは1月29日、脳波測定システム「感性アナライザ」による試乗(e-driving)の測定結果を発表。体験者の脳波の6割が「(EVの)直線加速がいい」「(EVの)乗り心地がいい」と感じたという結果内容を示した。

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この「感性アナライザ」は、慶應義塾大学准教授・満倉靖恵氏が開発。実験は、2014年12月、e-mobility station@湘南T-SITE内特設コース(神奈川県藤沢市)で実施。20~40代の男女12名が感性アナライザを装着し、フォルクスワーゲンのEV『e-up!』と内燃機関搭載車を試乗(e-driving)し、ドライバーたちの脳波を測定した。

この実験で、運転時にドライバーが感じたenjoy(走る気持ちよさ・楽しさ)、exciting(運転するドキドキ感・ワクワク感)、easy(乗り心地のよさ・安定感)といった脳波の数値を測った。

この実験の結果、直線加速でe-up!が内燃機関搭載車より5ポイント以上高い人が6名、コーナリングで同じく5ポイント以上高い人が7名、快適性で同じく5ポイント以上高い人が6名いたとし、「VWの電気自動車の楽しさ、ワクワク感、心地よさが実証される結果」と同社はいう。

今回の実験結果をふまえ、「感性アナライザ」の開発者である満倉靖恵准教授は、「e-up!はこれまでの内燃機関を搭載したクルマに比べて「非常に快適で安心感のある車である」と言えると思います。また電気自動車が増える事で排出されるCO2も削減できるのでこれを機にどんどん電気自動車が普及する事を望んでいます。」とコメントした。

この脳波測定システム「感性アナライザ」による試乗(e-driving)は、神奈川県藤沢市の「e-mobility station@湘南T-SITE」で、2月15日までの土日祝日のみ体験できる。

《レスポンス編集部》

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