トクヤマは今年下半期に、サラワク州サマラジュ工業団地の多結晶シリコンプラントの第2期において、フル稼働を開始すると明らかにした。
第2期プラントでは下半期に定期修繕を予定しており、必要な設備改良を実施しフル稼働に引き上げる計画だ。工場の年間生産量は、1万3800トン。
同社は昨年10月より、第2期プラントにおいて太陽電池向けの多結晶シリコンの生産及び販売を開始。昨年11月、工場では、安全運転を優先しており、7割程度の稼働率で生産を行っていると明らかにしていた。
一方でマレーシア現地法人のトクヤマ・マレーシアは、太陽電池用シリコンウエハメーカー等に製品出荷を開始する。