米国の自動車最大手のGMと、中国自動車大手の上海汽車(SAIC)の中国合弁、上海GMは1月28日、中国湖北省の武漢工場を稼働させた。
上海GMは武漢工場の建設に、70億元を投資。年産能力24万台を備える最新工場が完成した。同工場で組み立てられた車両は、上海GMを通じて中国全土で販売される。
武漢工場は、車体プレス加工、塗装、最終組み立てまでを行う一貫工場。世界基準の生産設備を導入しており、ロボットの数は452。車体加工工程の97%は、全自動化されている。
また、武漢工場には、部品の供給ゾーンと、物流サポートゾーンも設置。
記念すべき武漢工場の量産第1号車となったのが、GMの高級車ブランド、ビュイックの中国主力車、『エクセル』。同車のラインオフを、従業員が祝福している。