ヒュンダイ 世界販売、6.7%減の38万台…5か月ぶりに減少 1月

自動車 ビジネス 海外マーケット
新型 ヒュンダイ ソナタ
新型 ヒュンダイ ソナタ 全 3 枚 拡大写真

韓国のヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は、1月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は38万5868台。前年同月比は6.7%減と、5か月ぶりに前年実績を下回った。

海外では1月、33万5455台を販売。前年同月比は7.3%減と、5か月ぶりのマイナス。その内訳は、海外生産分が6.9%減の24万0955台と、5か月ぶりに減少。輸出分は9万4500台で、前年同月比は8.3%減と、3か月ぶりに前年実績を下回る。

海外では、米国での新車販売が、回復。1月実績は、4万4505台。前年同月比は1.1%増と微増ながら、2か月連続で前年実績を上回った。

主力中型セダンの『ソナタ』が好調。1月は前年同月比26%増の1万2363台と、4か月連続の前年実績超え。新型に切り替わったSUVの『サンタフェ』シリーズは、前年同月比15.3%増の7749台と、16か月連続のプラス。一方、小型車の『エラントラ』は、5ドアハッチバックの『エラントラGT』と2ドアクーペを含めて、1万2240台にとどまった。前年同月比は20.1%減と、11か月連続のマイナス。

地元韓国の新車販売は、後退。1月の韓国新車販売は5万0413台で、前年同月比は2.2%減と、13か月ぶりに前年実績を下回った。新型サンタフェ効果で好調だったSUVも、1月は11.2%減の1万0553台と、8か月連続の前年実績割れ。

一方、バスやトラックを含む商用車は、前年同月比11.5%増の1万5274台と、8か月連続で増加。乗用車は5.2%減の2万4586台と、5か月ぶりに前年実績を下回った。

ヒュンダイの2014年の世界新車販売は、496万3456台。前年比は4.9%増と、2013年の7.3%増に対して、伸び率が鈍化している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  2. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
  5. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る