【マツダ ロードスター プロトタイプ公開】“人が乗って格好良く見えるデザイン”を目指す

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マツダ ロードスター プロトタイプ
マツダ ロードスター プロトタイプ 全 9 枚 拡大写真

マツダが6月発売する予定の新型『ロードスター』。このエクステリアは、スポーツカーとして見た人が“格好いい”と思うようにデザインされた。

「コンパクトで楽しめるようなロードスターをもう一回、新しい形でやりたいという気持ちを持って挑んだ」と話すのは、エクステリアデザインを担当したデザイン本部プロダクションデザインスタジオエクステリアデザイングループの南澤正典さん。南澤さんは先代ロードスターのエクステリアも担当し、新型に向けても個人的に思い入れを持ってデザインしたという。

それと同時に、「マツダの“魂動デザイン”をどう進化させるかを考えながら作り上げていった」(南澤さん)。

南澤さんは、「(新型は)遠くから見てもわかるデザイン、そういう(デザインとしての)力強さが欲しいと思った」という。では、先代はその力強さなどが足りなかったのか。南澤さんはそうではないと否定する。「先代はシンプルでモダンなデザインを志していた。初代ロードスターもモダンデザインを目指していたので、そこと近い方向だ」としたうえで、「(新型は)スポーツカーとして、走っている姿を含めて、見た人が『あっ、格好いい』と思うようなものをつくりたい。それが狙いだ」とデザインの方向性が違うことを説明する。

もうひとつ重要なポイントとして南澤さんは、「人が乗って格好よく見える形が大事だ」と話す。それは、「マツダのフィロソフィーである“人馬一体”に合致する形を狙ってデザインしているのだ」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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