PSA プジョーシトロエン の通期決算、赤字縮小…2014年

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PSAプジョーシトロエンのカルロス・タバレス会長
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フランスの自動車大手、PSA プジョーシトロエンは2月18日、2014年の通期(1-12月)決算を公表した。

同社の発表によると、グループ全体の売上高は、536億0700万ユーロ(約7兆2580億円)。前年の530億7900万ユーロに対して、1%の増加。

一方、最終損益は、5億5500万ユーロ(約750億円)の赤字を計上。ただし、前年の22億2700万ユーロの赤字から、赤字幅は縮小している。同社が進めるコスト削減の効果が出た。

2014年の世界新車販売台数は、293万9000台。前年比は4.3%増と増えた。とくに、主力市場の中国において、前年比32%増の73万4000台と大幅に伸びたのも、赤字幅の縮小の要因に。

また、欧州全体での2014年の新車販売台数は、176万1000台。信用不安からの回復傾向を受けて、前年比は8.1%増だった。

PSAプジョーシトロエンのカルロス・タバレス会長は、「2014年の決算は、グループの財務基盤の再構築が、順調に進んでいることを示すもの」と述べている。

《森脇稔》

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