伊藤忠、3次元サクションブロー成形装置の販売開始…自動車の軽量化に貢献

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伊SOFFIAGGIO TECNICA S.r.l社(S.T.社)
伊SOFFIAGGIO TECNICA S.r.l社(S.T.社) 全 1 枚 拡大写真

伊藤忠商事は2月23日、子会社の伊藤忠システックが、伊SOFFIAGGIO TECNICA S.r.l社(S.T.社)と、3次元サクションブロー成形装置の日本総販売代理店契約を締結したと発表した。

3次元サクションブロー成形装置は、部品と部品を結ぶ、長尺で複雑な樹脂製ダクトを一体成形することのできる機械。同装置は、自動車の軽量化やエンジンの小型化に貢献する自動車部品の樹脂化技術として注目されている。

S.T.社は、3次元サクションブロー成形量産装置の開発にいち早く着手し、重量が従来型ダクトの半分以下となる製品の生産に成功すると同時に約3割の製造コスト削減を実現した。

伊藤忠システックは今回、日本における総販売代理店契約を締結。3月よりデモ機を導入し、装置見学およびテスト実施を行い、国内の自動車部品メーカー向けに同装置の販売を開始する。

《纐纈敏也@DAYS》

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