【ホンダ社長交代】伊東社長「若い人のエネルギーでホンダを引っ張ってもらう」

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ホンダ伊東孝紳社長(左)と八郷隆弘新社長(右、現・常務執行役員)
ホンダ伊東孝紳社長(左)と八郷隆弘新社長(右、現・常務執行役員) 全 2 枚 拡大写真
社長人事を発表したホンダの伊東孝紳社長と、後任に内定した八郷隆弘常務執行役員は、2月23日に東京都港区の本社で記者会見し、トップ交代の狙いなどを述べた。

リーマン・ショック直後の2009年6月に就任した伊東社長は「世界同時不況によって我々のビジネス環境は、先進国中心から新興諸国を含めた各地域へと広がるなど大きく変わった」と、当時を振り返った。このため、在任中は「世界6極で自立を促すよう取り組み、人材も各地域に派遣してきた」と語った。

八郷氏もその1人で、近年では欧州や中国などでの地域オペレーションに従事。伊東社長は「そうした経験がホンダの事業運営に役に立つ」と述べた。そのうえで「(これまでの取り組みが)グローバルの各地域で効果をあげるタイミングになってきた」とし、「若い人のエネルギーでホンダを引っ張ってもらう方がよいと、今回の人事を決めた」と交代の狙いを語った。

《池原照雄》

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