19日午前9時25分ごろ、愛知県犬山市内にある名古屋鉄道広見線の踏切に、クレーンのアームを下げ忘れた大型トラックが進入。架線に接触する事故が起きた。この事故による人的被害は無かったが、同線は約1時間30分に渡って不通となった。
愛知県警・犬山署によると、現場は犬山市犬山付近。トラックは産業廃棄物処理会社が所有するもので、コンテナを引き上げるためのクレーンを装備しているが、アームを下げ忘れたまま踏切内に進入。架線を引っ掛けた。
事故による人的被害は無かったが、広見線は架線点検のために全線が約1時間30分に渡って不通となった。警察はトラックを運転していた49歳の男性から事情を聞いている。
トラックは踏切近くにある会社で作業を行い、この際にアームを下げ忘れていた。踏切手前で同署のパトカーとすれ違い、上がったままのアームに気づいた警官が停止を命じたものの、間に合わずに踏切へ進入してしまったという。