観測史上最高の積雪を記録した町で踏切事故、人的被害なし

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20日午前10時5分ごろ、長野県信濃町内にあるJR信越本線の踏切で、踏切内に立ち往生していた軽トラックと、通過中の普通列車が衝突する事故が起きた。列車は駅に停車する寸前で低速だったため、人的な被害は無かった。

長野県警・長野中央署によると、現場は信濃町柏原付近。踏切には警報機と遮断機が設置されている。軽トラックは踏切を進行していた際に凍結路面でスリッブして立ち往生。直後に通過した下り普通列車(長野発/直江津行き)と衝突した。

列車は近くの黒姫駅に停車するために減速中で、軽トラックは中破したものの、運転していた60歳代の男性にケガはなく、列車の乗客乗員約70人も無事だった。

信濃町付近では1981年の観測開始以来、一晩の積雪としては最も多い47cmを記録。トータルの積雪では176cmとなり、こちらも観測史上で最も深い雪となった。現場となった踏切にも普段より雪が積もって滑りやすい状態だったという。警察では凍結路面でハンドルを取られたものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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