【メルセデス-マイバッハ Sクラス 発売】発表はオペラとコラボ、超高級車と芸術の共通点

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メルセデス-マイバッハ S600
メルセデス-マイバッハ S600 全 16 枚 拡大写真

メルセデスベンツ日本は2月25日、超高級車『メルセデス-マイバッハ Sクラス』を発売した。昨今のメルセデスベンツは新型車発表の際、様々な演出を行なっている。『GLA』の際はスーパーマリオ、『スマート』ではミッキーマウス、新型『Bクラス』はリップスライムとのコラボレーションを見せてくれたが、今回の相手は“オペラ”だ。

発表会は、小編成のオーケストラと東京二期会のオペラ歌手による生演奏で開幕。その後メルセデス-マイバッハ S600が壇上に登場し、メルセデスベンツ日本の上野金太郎社長がプレゼンテーションを行なった。

上野社長は「オペラはイタリアが起源だが、現在のオペラの中心はドイツにあるとも言われている。ドイツ国内には100近くのオペラ劇場が存在し、どんな地方でもクルマで30分ほど走れば劇場に到着する。ドイツにとってオペラは欠かせない文化であり、芸術。そして今回のメルセデス-マイバッハ Sクラスも優れたクラフトマンシップにより仕上げられたドイツの芸術品であり、オペラと同じく文化と芸術を体感できる」と話す。

オペラは、ひとつの作品に音楽、歌(合唱)、演技、バレエ、衣装、美術など様々な要素が込められた総合芸術だ。ブランド製とデザイン、至高のパワートレインと先進装備、優れた乗員安全性と極上の室内空間が総体となっているメルセデス-マイバッハ Sクラスと考え方が共通するとも言えるだろう。

オペラは、古くから富裕層に親しまれているものであり、そこには必然的に“社交”が関わる。また、メルセデス-マイバッハ Sクラスも、富裕層に向けた超高級車だ。上野社長は「メルセデス-マイバッハ Sクラスは、世界中の社交界で活躍している方々を、お客様として想定している」と語る。

超高級車も芸術も人々を魅了し安らぎを与え、時には歓喜させる。メルセデス-マイバッハ Sクラスとオペラも究極的にはつながっている。

《阿部哲也》

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