1MDB発行の債券、ジャンク債として取引 マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
マレーシア(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

財務省傘下の投資会社1マレーシア・デベロップメント(1MDB)が発行する債券が投機的要素が強いジャンク債として取引されている。

1MDBは資産を売却する計画を明らかにしているが投資家の間からはより詳細に関する情報が必要との声が出ている。

JPモルガン・チェースのインデックスによると投資家は1MDBの債券に対して441ベーシス・ポイントのプレミアム(リスクに応じた追加的な収益)を求めているという。

1MDBは先ごろ、新たな投資を実施せずに不動産開発プロジェクトを進めるために別の事業体を設立し、エネルギー部門は売却して現金化すると表明した。返済が遅れておりデフォルトが懸念されていた20億リンギのローンは2月半ばに返済されたが、巨額の負債を抱えて経営難に陥っていることは明らかで投資家の懸念を払拭出来ずにいる。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  6. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  7. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  8. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  9. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  10. 三菱『アウトランダー』に初のオフロード仕様!「トレイルエディション」米2025年モデルに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る