ペナン州のリム・グアンエン首相の公用車が、また駐車違反を指摘され、同州野党の与党連合・国民戦線(BN)から攻撃を受けている。
中国正月期間中の21日午後1時過ぎにキング・ストリートに停めていたところ、消火栓の脇だったことが違反に問われた。通行人によって写真に撮られてソーシャルネットに掲示された。
リム州首相と共に記者会見に出席したマレー人の運転手(53)は、華人商工会議所の行事に出席するリム氏を送っていった後、駐車場が見つからなかったために停車していたもので、車からは一切離れていないと説明した。
リム氏は運転手が職歴15年でこれまで勤務成績に問題がなかったことを強調し、「なぜか私の運転手になってからニュースのネタにされる」と冗談まじりにコメント。「BN系メディアはこうした野党の些細な問題を報道する一方で、自分たちの都合の悪いニュースは報道しない。ダブルスタンダードだ」と批判した。