【マツダ CX-3 発売】開発責任者「お客様の色々な使い道にベストマッチする車」

自動車 ニューモデル 新型車
マツダ CX-3
マツダ CX-3 全 8 枚 拡大写真

マツダが2月27日に発売した新型コンパクトクロスオーバーSUV『CX-3』の開発責任者を務める冨山道雄主査は「昔でいう“一家に一台”みたいな車。これ一台ですべてのお客様の生活シーン、行動をカバーできる、そういう車を造りたかった」と語る。

冨山主査は「この車の商品コンセプト、開発の志は、“次の時代のスタンダードを造り出す”。これまでいろいろな既成概念の中で車の形が進化、発展してきたが、これからの時代はもっとジャストフィットで、取り回ししやすく、室内が使いやすい車。とくに都市においてそのような使い方ができる車、そういうものが望まれているのではないかと考えながら造ってきた」と振り返る。

というのも「今世の中にはセダンやSUVなどいろんなセグメントの車があるが、車の形あるいはサイズというものが、お客様の車の使い方やライフスタイルを規定するような既成概念ができているのではないか」と冨山主査は考えたからだ。

その上で「クロスオーバーは通常の定義でいうと、形のクロスオーバー。例えばクーペとSUV、ミニバンとSUVを組み合わせたような車をクロスオーバーということで論じられているが、我々が目指したのはライフスタイルのクロスオーバー。お客様の色々な使い道、使用シーンに応じて、そこにベストマッチする車を造りたい。お客様の新しいライフスタイルを創造するような車を造りたいという考え方の中でやってきた」と強調した。

具体的には「家族で週末にドライブにいって海岸線の景色を見ながら走って行って、観光地を遊んで、その足で高級レストランに横付けしても、全然問題ない、臆することなく使える。また日々のマンションの駐車場で並み居るプレミアムカーと並んでも全然ひけをとらない存在感。それらのことを満足するシーンを描きながら車を固めていった」と話した。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る