ヒュンダイ、カナダ初の燃料電池車を顧客に引き渡し

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ヒュンダイがカナダ初の燃料電池車を顧客に引き渡し
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韓国ヒュンダイモーターのカナダ法人、ヒュンダイオートカナダは2月12日、カナダで初となる市販燃料電池車を、顧客に引き渡した。

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この燃料電池車は『ツーソン・フューエルセル』。2013年夏、『ix35フューエルセル』として欧州市場へ投入されたモデル。ヒュンダイのCセグメント主力SUV、『ix35』(北米名:先代『ツーソン』)をベースに開発された燃料電池車で、最大出力136psのモーターを搭載。二次電池は蓄電容量24kWhのリチウムポリマーバッテリー。2つの水素タンクには、700バールの圧力で水素を貯蔵する。最大航続可能距離は480km。0-100km/h加速は12.5秒、最高速は160km/hの性能を備える。ヒュンダイによると、加速性能はガソリンエンジン車と同等という。

ヒュンダイは2013年11月、ロサンゼルスモーターショー13において、ツーソン・フューエルセルの米国市場投入を発表。2014年6月、まずはカリフォルニア州でリース販売を開始した。北米での同車の発売は、カナダが米国に次いで、2か国目となる。

今回、ヒュンダイは、カナダ初の市販燃料電池車として、ツーソン・フューエルセルを、バンクーバー在住の顧客に引き渡し。リース販売となり、契約の期間は、3年間となる。

ヒュンダイオートカナダのドン・ロマノ社長兼CEOは、「カナダ最初の燃料電池車を顧客に引き渡したことは、重要な実績」と述べている。

《森脇稔》

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