【スマートエネルギーウィーク15】三条市の企業5社、ユニークな小型風力発電装置を開発

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三条市の企業5社でつくった小型風力発電装置「E-Cubic」
三条市の企業5社でつくった小型風力発電装置「E-Cubic」 全 1 枚 拡大写真

新潟県で匠の技を持った中小企業が集まる地域、三条市でまたもユニークな製品が開発された。小型風力発電装置「E-Cubic(イーキュービック)」がそれで、従来のものとは全く形が違い、円筒形をしている。

製作に携わったのはシマト工業、野島製作所、板垣金属、エフテック、アイエスマックの5社。三条市の「次世代産業創造プロジェクト事業」の委託を受け、それぞれ自社の得意分野を持ち寄って完成させた。

「開発を開始してから今年で3年目になりますが、ようやくこれはというものが完成した感じです。工場の片隅で約15人が集まって、ああだこうだとやったわけですが、非常に楽しかったです。ここをこう直したらどうかというと、すぐに直してくれたし、みんなモチベーションが高く、スピード感がありました」と参加企業の一人は開発時の様子を振り返る。

この風力発電の特徴は、まず2m/sという微風下でも発電が可能で、独特な形状によって強風下での破損を回避できるということ。さらに、太陽光パネルとのハイブリッド活用も可能で、設置場所の風況に応じて最適な仕様にカスタマイズできる。そのうえ、街中に設置して電信柱のように広告塔としても活用できるという。

3月末に地元の地場産業振興センターの駐車場に設置して実証実験を開始する予定で、「2~3年後には本格的に販売したい」そうだ。

《山田清志》

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