世界最大級の販売台数を誇る大手自動車メーカーであるトヨタは、インドでの戦略を販売台数での競争ではなく、安全性の追求と高級車としての地位の確立に転換する計画であるとエコノミックタイムスが伝えた。
同社は現在インド国内ではトヨタキルロスカ(TKM)としてキルロスカグループとのジョイントベンチャーを行っており、2015年からは国内で販売される全てのモデルにエアバッグを標準装備している。
TKMの副社長兼マーケティング・販売部長のN・ラージャ氏はPTIに対し、「我々は安全性とそれに対する意識を強化したいと考えている。消費者の側でさえ今やそうした安全性へのこだわりの必要性に気づき始めている」と語った。
また技術面、安全面でのリーダーになることを目指し安全性には妥協しないこと、価格に見合った価値を提供することが目的であると話している。