「イスラム国」、家族単位での参加が増加

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシアの反テロリズム担当部門の幹部 によると、過激派組織「イスラム国」(IS)に参加する家族が増加している。少なくとも9組 の家族がシリア入りしていることがわかっている。

マレーシア国内への浸透が進行しており、家族で移住するほどの影響が出ている。1-12歳の5人の子供たちが両親に連れられてシリア入りしているという。マレーシア人をターゲッ トにした勧誘に関するフェイスブックのアカウントはこれまで500件以上見つかっているという。

一方、ISに洗脳された参加者が、仮に故国の自分の家族がマレーシア政府に組みしてISに 対立した場合には殺すと脅す声明を出しているという。

また、ISに参加している25歳の男が、スパイ容疑でISに斬首された死体と記念撮影した動 画をフェイスブックに掲載し、物議を醸している。男は映像とともに「イスラムを裏切った スパイへの罰であり、全ての者への教訓だ」とコメントしている。マレーシア警察は増強し つつあるISの脅威を誇示することは人間の生命を無視した好意であり冷酷であるとの見解を 示した。

一方で、マレーシア警察は先ごろイスラム過激派を真似たとみられる動画を動画サイトに 掲載したとされる2人のマレーシア人の身元が判明したと明らかにした。1人はすでに妻とと もにタイ、モスクワ、イスタンブールを経由しシリア入りしており、もう1 人は海外に逃亡 しているという。

広瀬やよい

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