同一ブランドからの再購入、鍵となるのはディーラー評価…クロスマーケティング調べ

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自動車保有に関する調査(イメージ)
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クロス・マーケティングは、全国47都道府県に在住する18歳~69歳の男女を対象に、「自動車保有に関する調査」を実施。その結果を発表した。

今回の調査では、自身が保有するクルマのブランドに対して「好意(そのブランドを好きであること)」「推奨(人に勧めたいと思うこと)」「再購入(次回も購入したいと思うこと)」をロイヤリティ指標とし、その指標に対してどのような要因が影響しているかを明らかにした。

調査は、国産/輸入車の新車購入者で、現在もその車を保有(保有歴10年未満)する主運転者かつクルマの購入に関する意思決定者を対象に、インターネットリサーチで実施。3222の有効回答を得た。

保有ブランドに対する総合的なロイヤリティ指標では、ブランドディーラーの評価が32%、保有モデルの評価が68%を占めている。保有モデル評価の中でも、「使いやすさ」が18%、「安全性能」が16%、「エンジン性能」が16%と、クルマ自体の評価がロイヤリティ形成に大きな影響を持っていることがわかった。

保有ブランドへの感情別のブランドディーラー評価と保有モデル評価の割合は、「好意」の場合で、ブランドディーラー評価24%に対し、保有モデル評価は76%。「推奨」は33%対67%、「再購入」は41%対59%となった。ブランドディーラー評価と保有モデル評価の割合は、感情のフェーズによって大きく変化。再購入に至るにはブランドディーラーの影響力が大きいことが窺える。

また、どのようなブランド体験が、ブランドロイヤリティの高低を決定付けるかの要因では、「販売店・ディーラー」が83.9%でトップ。以下、「テレビ番組・テレビ放送」(64.3%)、「テレビCM・宣伝」(63.0%)と続いた。

《纐纈敏也@DAYS》

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