東芝燃料電池システム、山口県で次世代型純水素型燃料電池システムの実証試験を開始

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東芝燃料電池システムは、山口リキッドハイドロジェン、長府工産、岩谷産業と共同で、次世代型純水素型燃料電池システムの実証試験を開始すると発表した。

東芝燃料電池が開発した次世代型純水素型燃料電池を、山口県周南市内の徳山動物園と周南市地方卸売市場に設置し、3月21日から実証試験を順次開始する。

今回、東芝燃料電池が開発した出力700Wの純水素型燃料電池は、業界トップシェアとなっている東芝燃料電池製「エネファーム」の開発で培った技術を応用、世界最高水準となる50%超の発電効率を実現する。

また、水素をそのまま燃料とするため、CO2排出量ゼロで発電できるほか、1~2分の短時間で発電を開始できる。

実証実験により2017年までに稼働データを収集するとともに、運転方法や、適用メリットなどを検証し効率化を図る。

同システムを設置する徳山動物園や周南市地方卸売市場では、水素によって発電した電気を、施設の照明や空調などに利用し、発電の際に作られた温水は、動物や野菜の洗浄用シャワーなどに利用される予定。

《レスポンス編集部》

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