プロトコーポ、基幹業務システムの統合IT基盤を Oracle Exadata で刷新

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Oracle Exadata Database Machine X5-2(参考画像)
Oracle Exadata Database Machine X5-2(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

日本オラクルとパナソニック インフォメーションシステムズ(パナソニックIS)は3月10日、プロトコーポレーションがオラクルの高速データベース・マシン「Oracle Exadata Database Machine」を導入したことを発表した。

プロトコーポレーションは、クルマ情報誌「Goo」やクルマ・ポータルサイト「Goo-net」などを展開。中古車販売店向けに提供している在庫管理システム用のデータベース基盤として、「Oracle Database」およびデータベース・クラスタ技術「Oracle Real Application Clusters」を2009年より運用してきた。

同社では、サービスを利用する中古車販売店の収益性向上、作業負荷の軽減を目的とした新販売管理サービス「MOTOR GATE(モーターゲート)」の提供開始にともない、基幹システム用データベースの性能向上と信頼性向上を目的に「Oracle Exadata」を導入した。

「Oracle Exadata」に基幹系のデータベースを集約することで、顧客情報の機密性保持などセキュリティ面での対策を一元化。さらに、バックアップなどの運用も簡素化し、同社が今後展開する各種サービスのシステムを迅速に構築できるデータベース基盤を実現した。また、中古車販売店向けサービスでは、「Oracle Exadata」への移行により、オンライン処理およびバッチ処理が最大5.3倍向上した。

今回のプロジェクトでは、「Oracle Exadata」のユーザー企業でもあるパナソニックISが、オラクルのデータベース・マシン「Oracle Exadata」を活用したデータベース統合ソリューションを提供し、導入から構築、稼働までを支援した。

《纐纈敏也@DAYS》

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