東レ、タイヤなど向け繊維補強材のアジア生産・販売体制を構築

自動車 ビジネス 企業動向
東レハイブリッドコード(ウェブサイト)
東レハイブリッドコード(ウェブサイト) 全 1 枚 拡大写真

東レの子会社、東レハイブリッドコードは、タイヤコードと産業用コード製品をアジア・インド地域で生産・販売する体制を構築すると発表した。

第1ステップとして、東レグループ海外製造会社とアジア・インドの有力メーカーを生産拠点とし、4月にタイの東レグループ海外商事会社TITHに、ハイブリッドコード部を設置する。その上で10月から、日系の海外工場を主体にタイヤ用繊維補強材などのタイヤコードや、自動車ホース・ベルト用繊維補強材などの産業用コードの販売活動を展開する。

第2ステップでは、2年以内にアセアン地域にベルト用繊維基材の製造子会社を新設し、商品の拡充を図る。

アジア・インド地域の自動車生産台数の増加によって同地域でのタイヤコード、産業用コードの需要量は年率4~5%増加すると予想している。同社では、供給先のグローバル調達に対応するとともに、生産拠点を分散化することによるBCP(事業継続計画)を進めるため、海外に進出する。

タイヤコードは、同社の要素技術・生産技術をライセンスするアジア・インドの有力タイヤコードメーカーを生産拠点とする。産業用コードは、東レグループとして国内外で一貫した生産販売体制の拡充を図るため、東レ本体、タイの東レグループ海外製造会社ラッキーテックス、東レハイブリッドコードの3社が連携し、ラッキーテックスでコードを生産する。販売先は、日系を主体としたアッパーミドル市場をターゲットとする。

タイヤコード用ポリエステル原糸は、東レが製糸技術をライセンスしたアジア・インド地域の有力原糸製造会社のものを使用し、産業用コード原糸は、東レ原糸活用を主軸に一部海外ライセンス先からの供給も受ける。

アジア市場規模は、タイヤコードで年産17万トン、産業用コードで年産1万トンの合計18万トン。同社の販売目標は国内外合わせて、2018年度に1万6000トン、2020年度には2万トンを目指す。

《レスポンス編集部》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ エブリイワゴン 新型試乗】快適性がさらにアップ、走りも“頼り甲斐のある”実用ワゴン…島崎七生人
  2. マツダの新型「FRスポーツ」開発始動! 特許公開、次期ロードスターかアイコニックSPか?
  3. 『エブリイワゴン』のロール感を抑えて乗り心地アップ、ブリッツの車高調キット「DAMPER ZZ-R」発売
  4. トヨタ『プロボックス』ついに全面刷新か? 見えてきた次期型の進化
  5. トヨタ『ルーミー』が10年ぶりの刷新…次期型はハイブリッド化か?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
ランキングをもっと見る