【健康博覧会15】ペダルをこぐと飲み水をつくれる浄水自転車、発電も可能

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ベーシックの浄水自転車「モバイルオアシス」
ベーシックの浄水自転車「モバイルオアシス」 全 4 枚 拡大写真

数多くの健康関連の商品が並ぶ「健康博覧会2015」(3月11日~13日)で、ユニークな自転車を発見した。それは、ベーシック(本社・滋賀県大津市)が開発した「モバイルオアシス」と名付けられた浄水自転車だ。

【画像全4枚】

ママチャリのような自転車の荷台にペットボトルぐらいのタンクが4つ積んであり、なんでもペダルをこぐと汚い水が飲み水に変身するという。そのうえ、発電も可能なのだ。タンクの中には、活性炭フィルターと中空糸膜フィルターの2種類が別々に入っていて、化学物質や臭い、細かい粒子などを除去して安全な飲料水をつくり上げるわけだ。使い方も至って簡単で、一方のホースを汚い水に入れ、もう一方のホースをバケツなどに入れてこぐと、すぐに飲料水が出てくる。

「だいたい1分間で5リットルの飲料水をつくることができます。ペダルも電動アシスト自転車のように軽いので、子どもでも大丈夫です。充電については、1時間こぐとスマートフォンの充電が十分できるようになります」と同社関係者は説明する。

ただ一つ難点は中空糸膜フィルターが汚れ、詰まりやすいということ。そのため、浄水逆流システムという方法を使って、フィルターを洗ってきれいにしているそうだ。もちろん、自転車として乗ることもできる。

「まだ販売数量は数百台というレベルですが、ゆくゆくは海外にも展開していこうと考えています。世界には飲料水に困っている国が多いですからね」と同社関係者。価格は39万8000円と少々高い気もするが、災害時の飲料水確保はもちろんのこと、日本の国際貢献にも役立ちそうな商品と言えそうだ。

《山田清志》

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