ブリヂストン、SUPER GTで「何としても挽回したい」…比留間常務

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
SUPER GT(2014年)
SUPER GT(2014年) 全 5 枚 拡大写真

3月13日、ブリジストンは2015年のモータースポーツ活動計画を発表した。2015年も、グラスルーツからトップカテゴリーまで、国内外の幅広いモータースポーツで多くのチームやドライバーをサポートしていく。

【画像全5枚】

昨年は惜しくもあと一歩のところでチャンピオンを逃したSUPER GTでは、最新技術を投入し、是が非でもチャンピオンを獲得するという強い意志を表した。

「昨年、残念ながらSUPER GTに関しては、最後の一歩で力及ばずチャンピオンシップを逃してしまった。今季は競争力の高いタイヤを供給し、何としても挽回したい」(常務執行役員 製品開発管掌 比留間雅人氏)

F1やスーパーフォーミュラー、WTCCなど、トップカテゴリーのモータースポーツではイコールコンディションを保つために、タイヤに関してはワンメイクが主流となっている。

しかし、国内モータースポーツの最高峰であるSUPER GTでは、ブリジストン以外にも、ミシュランタイヤをはじめとする多くのタイヤメーカーが参戦。チーム同士、自動車メーカー同士の戦いだけではなく、”タイヤ戦争”と呼ばれるほど、タイヤメーカー同士が熱い戦いを繰り広げている。

今シーズンは「LEXUS TEAM PETRONAS TOM’S」からエントリーする伊藤大輔選手によると「世界的にもタイヤメーカーが色々出ているレースは珍しく、勝つのがとても難しい」という。

比留間氏は「本年度は、新技術の導入に合わせ新しいタイヤの投入し、勝てるタイヤを開発、提供していく。タイヤは、タイヤだけでは走れない。クルマに装着し運転することで、初めてその力を発揮する。今年もライダーやドライバー、チームと一体になって全力でモータースポーツ活動に取り組く」と述べた。

《橋本 隆志》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 万能のメルセデスベンツ『ウニモグ』、史上最も豪華なコンセプトカー登場…『Gクラス』の上を行く
  2. ヒョンデの高級車ジェネシス、『G90ウィングバックコンセプト』世界初公開…全長5.1m超の大型ワゴン
  3. ホンダ純正“犬用品”が想像以上に実用的だった…Sippo Festa 2025
  4. メルセデスベンツ、改良新型『Sクラス』をプレビュー…レベル4の自動運転が可能に
  5. ルノー『トゥインゴ』新型、欧州価格は約360万円から…フランスでは補助金適用で約320万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る