マレーシアの超富裕層の数、今後10年で42%増加へ

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
マレーシア(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

ナイト・フランクは消費に関する調査「ザ・ウェルス・リポート2015」を発表。マレーシアでは向こう10年間で超富裕層(UHNWI)の数が42%増加するとの予想を明らかにした。マレーメイル・オンラインが報じた。

マレーシアでは経済成長が見込まれていることからUHNWIの数も増えるという。

マレーシアのUHNWIの数は現在572人で、億万長者の数は14人、准・億万長者は211人だという。今後こうした富裕層の数は42-43%増加すると見られている。UHNWIは本宅以外の保有資産額が3000万米ドル以上の個人となっている。

個人銀行家や投資アドバイザーなどを対象とした調査によると、マレーシアのUHNWIの36%が今年住宅不動産の購入を検討しているという。UHNWIの多くが子息の教育のため、あるいは政治的な安定、より健康的な生活などを目的として海外の不動産を購入しているという。

調査によるとマレーシア人富裕層の多くが海外の大学に子息を留学させており、香港や中国、インド、シンガポール、インドネシア、豪州の富豪と比較しても子供を海外留学させる傾向が高いという。

富裕層の多くはクラシックカーや芸術、ワインやコインなどの高級品の購入をしていることも明らかになった。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  3. 【VW ID.4 4000km試乗】「VWらしさ爆裂」さすがの長距離性能、BEVとしての魅力は[前編]
  4. 三菱『デリカD:5』19年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  5. 【BMW 2シリーズグランクーペ 新型試乗】今、日本にちょうどいいBMW…中村孝仁
  6. トヨタ『RAV4』新型、3つのスタイルで登場…まずはハイブリッドを450万円から発売
  7. マツダ『CX-3』終焉は近い? ガソリンとディーゼル2種に集約、SNSではさまざまな考察飛び交う
  8. BMW M、開発責任者が交代…高性能モデルの新時代へ
  9. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  10. HKS×Defiコラボ第2弾! ネオクラシック調の追加メーターセット登場…東京オートサロン2026
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る