【高雄サンデーミーティング】“濃い”クルマ好き熱狂のイベント、今年もはじまる

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高雄サンデーミーティング
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京都には、昔から濃いクルマ好きが多い。

なぜか、京都という土地は、クルマ文化度も非常に高く、トミーカイラ『ZZ』やコジマ『F1』といった伝説のマシンが生まれ、日本随一のレーシングカーコンストラクターである童夢の発祥地であり、鮒子田寛氏など多数のレーシングドライバーも輩出してきた。どうやら京都人には、クルマに熱狂する素地が備わっているらしい。

そんな京都のクラシックカー愛好家を中心に始まった、高雄サンデーミーティング(TSM)。今では関西を代表するギャザリングイベントへと成長し、毎回、クラシックカーオーナーに限らず多数のクルマ好きが集まって、けっこうな賑わいをみせている。 

3月15日、2015年の最初のTSMが開催された。74回目を数えた今年最初のイベントテーマは、「英国車&ロータス」。主催者であるMic清水氏の得意分野だ。

雨の天気予報であったにも関わらず、晴れ間もみえた嵐山高雄パークウェイには、早朝からゾクゾクと名車たちが集結。その数、100台以上(見学車両含む)。ナンバーを見れば、地元関西はもちろんのこと、関東・東海・中国地方からの参加者もいて、TSMの人気は今や全国レベルであることが分かる。

メインテーマとなったロータスでは、『セブン』、『エラン』、『エリート』、『ヨーロッパ』、『コルチナ』、『エスプリ』などクラシックモデルから、『エリーゼ』、『エキシージ』といった最新モデルまでが大集結。ジャガーやディムラー、トライアンフなどの英国車に加えて、ドイツ勢やイタリア勢も多数集まった。さらに、『ラ・フェラーリ』にマクラーレン『650S』、BMW『i8』といった最新スーパーカーも花を添えたものだから、見物客も大コーフン。

TSMの主役は1970年以前のクラシックカーだが、最新モデルで駆けつける地元マニアも多く、いかにもクルマ好き関西人の溜まり場だ。もちろん、テーマ以外のブランド、モデルでの参加も大歓迎。

会場となる嵐山高雄パークウェイは、京都盆地を見下ろす風光明媚なドライブウェイで、これからは山桜や山椿が美しい。京都観光&ドライブがてらに、ぜひ一度、“走ってほしい”道である。

次回のTSMは、4月18日の日曜日(それ以降は毎月第2日曜日、8月を除く)に開催予定。

《西川淳》

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