マレーシア新航空宇宙産業、ナジブ首相が青写真発表

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアのナジブ・ラザク首相
マレーシアのナジブ・ラザク首相 全 1 枚 拡大写真

マレーシアの航空宇宙産業の売り上げは2030年までに325億リンギになると見込まれている。ランカウイ国際海事・航空宇宙展示会(LIMA)で、2015-2030年マレーシア航空宇宙産業青写真が発表された。

青写真を発表したナジブ・ラザク首相は、1997年のLIMAで最初の青写真が発表されてから、航空宇宙産業は大きく発展してきたとコメント。昨年の同産業の売り上げは19億リンギ、投資額は42億リンギで1万9,500人分の雇用が創出されたと述べた。

国立航空宇宙調整庁の設立も内閣の承認を得ており、通産省の傘下機関として設立される見通しだ。航空宇宙産業青写真の実行を担うことになる。

東南アジア地域では防衛に関する出費が今年の385億米ドルから、2018年には445億リンギに増えると見込まれている。国防の強化への意識が世界的に高まっており、今後アジア太平洋地域では航空宇宙、防衛産業や海運産業の消費額が増えると見込まれている。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、3月18日、ベルナマ通信、3月17日)

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  6. 日本にはないアバルトの高性能SUV、『パルス アバルト』が大胆イメチェン!
  7. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  8. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
  9. VW史上最も安価なEV、『ID.2』の量産ボディを激写! 価格は2万5000ユーロ以下?
  10. 「欧州のカローラになりそう」ルノーの最新ハイブリッドコンパクトに日本のファンも熱視線!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る