【ジュネーブモーターショー15】3Dプリンタとファブリックで軽量化を追求…EDAG

自動車 ニューモデル モーターショー
EDAG ライト・コクーン(ジュネーブモーターショー15)
EDAG ライト・コクーン(ジュネーブモーターショー15) 全 11 枚 拡大写真

近年の自動車には樹脂部品の積極的な採用が進んでいて、自動車は鋼鉄の塊だという概念は薄れつつある。それをさらに推進するべく、先進的に表現したコンセプトカーがEDAGの『ライト・コクーン』だ。

【画像全11枚】

EDAG(エダッグ)は、自動車メーカーの新型車開発をサポートするドイツの開発会社のひとつ。ジュネーブでは毎年のようにコンセプトカーを公開し、新しい技術の応用や展開の可能性を問いかけている。

ここ数年は軽量化の追求を重点テーマのひとつに据え、「Light」を名に含むコンセプトカーをいくつか公開してきた。ライト・コクーンもその流れに沿ったものだが、メーカーによれば、これが「自然界の実例にならった軽量構造の究極形」であり、「未来の軽量化構造のための、究極のステートメント(声明)」だという。

骨格構造が植物の葉脈など自然界に着想を得た形状なのは、最小の要素で機能を満たしつつ、持続可能性を保っていることに注目したため。これは3Dプリンタ技術の発達によって可能になったものだ。特別な設備なしで複雑な形状のものを製造できるという利点は、開発者たちに新たな自由がもたらされることを表現している。

ボディを形作るファブリックは、アウトドア用品ブランド・ジャックウルフスキンの「テキサポール・ソフトシェル」を採用。このファブリックの1平方メートルあたりの重量は、わずか19グラム。「軽量で外側は高い撥水性を持ちながら、内側の湿気は積極的に排出できる。そして伸縮性にも優れた性質は自動車にも向いている」とのこと。

なおボディ内部にLEDを入れて発光させ、フレームをシルエットで浮かび上がらせるのはショーのためだけではない。外観をパーソナライズする手段として一般的にカラーリングやアクセサリーパーツの追加があり、ライト・コクーンはそれを一歩進めた「光によるボディカスタマイズ」の提案でもあるのだという。

《古庄 速人》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【BYD ラッコ 新型試乗】1週間、日常使いをしてわかった「2つのメリット」と「3つの課題」…中村孝仁
  2. トヨタ『ノア/ヴォクシー』次期型は新開発エンジン搭載のHEVに…土曜ニュースランキング
  3. ホンダ『WR-V』が2027年に大幅改良か? 新顔デザイン採用、待望のハイブリッド追加も!
  4. 広く、低く、鋭い“スティングレイ・ルック”を謳った、スズキ『フロンテ71』【懐かしカーカタログ】
  5. ヤマハ発動機、上級モデルのフィッシングボート『YFR330 プレミアムライン』発売 楽器加工を活かしたウッドパネルも
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  2. タイ矢崎電線のアルミ新工場がタイに完成、生産量3倍に増強…送配電網・自動車向けに対応
  3. ボッシュ、大型商用車事業の売上倍増へ…IAA TRANSPORTATION 2026
  4. 全ての体格に対応する後席用新型シートベルト、ZFが2025年央発売へ
  5. 廃棄ガラスのフロート板ガラス水平リサイクルに成功、日本板硝子と板硝子協会が国内初実証
ランキングをもっと見る