銀河最強は18歳のハチロク使い…アーケード版『頭文字D』全国大会を開催

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頭文字D アーケードステージ8 インフィニティ 銀河最強決定戦
頭文字D アーケードステージ8 インフィニティ 銀河最強決定戦 全 32 枚 拡大写真

アーケードゲーム『頭文字D アーケードステージ8 インフィニティ』の全国大会「銀河最強決定戦」が3月22日、都内のセガ羽田1号館で開催された。

『頭文字D』は、峠の“走り屋”をテーマにした漫画作品。講談社発行の“ヤングマガジン”に連載開始後、アニメや映画化、そしてゲーム化など様々なメディアミックスが展開され、連載が終了した今も人気の高い作品である。作品に登場するほぼ全てコースや車両が実在することも人気のポイントだ。

今大会で使用されたゲーム「頭文字D アーケードステージ8 インフィニティ」は昨年7月より全国のゲームセンターに配置された最新作。全国のプレイヤーとオンラインで対戦できることが大きな特長だ。頭文字Dの作中には登場していないコースや最新の車両も登場する。

今回の銀河最強決定戦は、全国8エリア(北海道・東北、北関東、南関東、北陸・甲信越、東海、近畿、中国・四国、九州・沖縄)で、2014年12月と今年2月に行なわれたオンライン予選を通過した16人で争われた。誰もが有名なプレイヤーであり、全員がテールトゥノーズの熾烈なバトルを繰り広げた。

また大会の模様は「ニコ生」でも中継され、全国の頭文字D アケードステージ8 インフィニティのプレイヤーが注目。応援をはじめとしたコメントが多数よせられ、ネット上も沸き立った。

全国バトルを制し、今回ベスト16の頂点に立ったのは、中国・四国エリア代表の「銀河の恵梨香」(プレイヤー名)さん。ゲームでの愛車はトヨタ『AE86 スプリンタートレノ』だ。くじで決まった決勝のコースは「椿ライン」の下り。北陸・甲信越エリア代表の「ケント」(プレイヤー名)さんと、終止抜きつ抜かれつの接戦を展開した。

銀河の恵梨香さんはレース直後「本当に自分が勝てたのかどうかまた信じられない」。続けて「この大会まで、あえて苦手なコースで練習を積んだ。決勝では運良く得意なコースが当たったことも勝因のひとつ」とコメント。

ちなみに銀河の恵梨香さんは、現在18歳。父親が日産『R32 スカイライン GT-R』に乗っていたこともあり、頭文字Dのアーケードゲームをプレイするようになったそう。現在免許取得中であり「スポーツカーに乗りたい」と話していた。

また今大会には、頭文字D アーケードステージ8 インフィニティのプロデューサー、新井健二氏も出席した。新井氏は「プレイヤーだけではなく、沢山のファンの方々も集まり、本当に良い大会だった。ゲームとしてだけではなく、コミュニケーションツールとしての役割も果たしていることが、非常に嬉しい」とコメント。

続けて「このゲームがきっかけで実車を購入したというユーザーが多い。実車を買ったという声を聞くと、“このゲームを作って良かった”と実感する。ドライブゲームをより盛り上げることは命題だが、より“クルマ好き”を増やしたいというのが、このゲームを開発した思いだ」(新井氏)と語った。

《阿部哲也》

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