東武特急スペーシア、1編成が金色に…4月18日から

鉄道 企業動向
4月18日から運用を開始する「日光詣スペーシア」のイメージ。日光二社一寺の代表建造物をイメージした金色と黒、朱色で塗装する。
4月18日から運用を開始する「日光詣スペーシア」のイメージ。日光二社一寺の代表建造物をイメージした金色と黒、朱色で塗装する。 全 4 枚 拡大写真

東武鉄道は3月26日、特急スペーシアの特別塗装車「日光詣スペーシア」を4月18日から運用すると発表した。

東武グループの中期経営計画(2014~2016年)に基づく「日光・鬼怒川地区等沿線観光地の活力創出策」の一環。今年の日光東照宮四百年式年大祭にあわせ、特急スペーシアで運用している100系電車54両(6両編成9本)のうち「サニーコーラルオレンジ基調」編成1本の塗装を変更する。

「世界遺産である日光二社一寺の色鮮やかな代表建造物をイメージ」し、金色をベースに窓枠帯は黒、ラインカラーは朱色にする。1・6号車の左右側面には、「日光詣」の文字と日光東照宮の「眠り猫」「三猿」などをデザインしたエンブレムを掲出する。車内の一般席・個室席のヘッドカバーも金色を用いたものに変更する。

「日光詣スペーシア」の運行開始記念切符の発売や記念ツアーなども行う。記念切符は硬券2枚と台紙をセットにした「日光詣記念乗車券」を1セット500円で発売。発売数は3000セットで、4月18日から東武本線の主な駅などで発売する。

記念ツアーも運行初日の4月18日に実施。募集人数は250人で、浅草9時30分発~東武日光11時16分着の列車に乗る。参加者には記念乗車証や記念乗車券、記念弁当などの特典が付く。旅行代金は大人4980円・子供4280円。

《草町義和》

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