【東京モーターサイクルショー15】スズキ GSX-S1000 / F 、SSの心臓を積んだ新型スポーツ

モーターサイクル 新型車
スズキ GSX-S1000F(東京モーターサイクルショー15)
スズキ GSX-S1000F(東京モーターサイクルショー15) 全 14 枚 拡大写真

スズキは、3月27日に東京ビックサイトで開幕した「東京モーターサイクルショー2015」に、輸出専用のストリートファイターモデル『GSX-S1000』及び兄弟車のフルカウルモデル『GSX-1000F』を出展した。

両車は2014年10月にドイツ・ケルンで行われた「インターモト2014」で初公開。日本では先日開催された「大阪モーターサイクルショー2015」に続き、東京プレミアを迎えた。

両車には、スーパースポーツ(SS)モデル『GSX-R1000』の直列4気筒エンジンが、ストリート用にリファインされ搭載されている。またスズキのバイクとしては初の「3モードトラクションコントロール」(介入3段階+OFF)を備えた。エンジンはGSX-R1000譲りだが、車体は新設計となっている。

開発を担当した佐々木達也氏は「これまでは『GSR750』が4気筒のストリートスポーツモデルの頂点だったが、その上に位置するモデルとなる。GSR750からのステップアップとしても最適だ。SSのGSX-R1000は、パフォーマンスを発揮するシチュエーションが限られるが、GSX-S1000/Fは、そのシチュエーションの幅が広い」と説明する。

一方、スズキにはリッターバイクとして、1254ccの直列4気筒エンジンを搭載したスポーツモデル『バンディット1250F/S ABS』が存在するが、同車は言うなれば“落ち着いた大人”のスポーツモデル。

GSX-S1000/Fはバンディットとは違い、より“アグレッシブ”な正確が与えられている。佐々木氏はGSX-S1000/Fについて「4気筒エンジンの良いところを、公道でより感じられるモデルだ」と語った。

《阿部哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る