コンチネンタル・ジャパンは、日本におけるエンジニアリング能力強化を目的に、愛知県豊田市に「コンチネンタル・エンジニアリングセンター(豊田)」を6月1日に開設すると発表した。
ドイツに本社を置くコンチネンタルは、約20万人の従業員を擁し、世界53か国で事業を展開。技術的強みを背景に、国内外において日本の自動車メーカーとのビジネスを拡大している。
日本では1100人を超える従業員のうち半数以上がエンジニアだが、グローバルビジネスの成長にともない、日本におけるエンジニアリング能力の強化が求められていた。今回のエンジニアリングセンター開設により、コンチネンタルの日本における開発拠点は、旭(千葉県)と紋別(北海道)の2つのテストコース、横浜と豊田の2つのエンジニアリングセンターの計4か所となる。
コンチネンタル・ジャパンのクリストフ・ハゲドーンCEOは、「グローバルで進展する日本の自動車メーカーとのビジネスへの積極的な対応として、新たにエンジニアリングセンターを豊田市に設立する。同センターの設立は、ビジネスの成長を維持・継続していくための重要な取り組みの一つと位置付けている」と述べている。