ペナン島と本土を結ぶロープウェイの導入を計画=州首相

エマージング・マーケット 東南アジア

ペナン州政府は、ペナン島と本土を結ぶロープウェイ・システム「ペナン・スカイ・キャブ」を導入する計画だ。リム・グアンエン州首相が15日明らかにした。ニュー・ストレーツ・タイムズが報じた。

ペナン州政府とペナン・セントラルの共同プロジェクトとなる予定で、現在は調査の最終段階に入っている。技術上の問題がなければ、2018年に運行を開始する計画だ。バタワースのペナン・セントラルと本土のガット・レブー・ノルディンを結ぶ。運航距離は3キロメートル。

第1期開発でゴンドラ40台を導入する。1時間当たりの輸送能力は1,000人となる見込み。ゴンドラ1台は10人乗りで、所要時間は15分程度となる。展望台を建設することも計画されている。将来的にはゴンドラを80台に、輸送能力を2,000人に増やす計画だ。

「ペナン・スカイ・キャブ」の駅は、ペナン・セントラル・トランスポーテーション・ハブの隣接地に建設されることから、同ハブはタクシーやバス、フェリー、鉄道5つの交通手段を提供することになる。また「ペナン・スカイ・キャブ」観光客のアトラクションとなることが見込まれている。

広瀬やよい

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