ペナン島と本土を結ぶロープウェイの導入を計画=州首相

エマージング・マーケット 東南アジア

ペナン州政府は、ペナン島と本土を結ぶロープウェイ・システム「ペナン・スカイ・キャブ」を導入する計画だ。リム・グアンエン州首相が15日明らかにした。ニュー・ストレーツ・タイムズが報じた。

ペナン州政府とペナン・セントラルの共同プロジェクトとなる予定で、現在は調査の最終段階に入っている。技術上の問題がなければ、2018年に運行を開始する計画だ。バタワースのペナン・セントラルと本土のガット・レブー・ノルディンを結ぶ。運航距離は3キロメートル。

第1期開発でゴンドラ40台を導入する。1時間当たりの輸送能力は1,000人となる見込み。ゴンドラ1台は10人乗りで、所要時間は15分程度となる。展望台を建設することも計画されている。将来的にはゴンドラを80台に、輸送能力を2,000人に増やす計画だ。

「ペナン・スカイ・キャブ」の駅は、ペナン・セントラル・トランスポーテーション・ハブの隣接地に建設されることから、同ハブはタクシーやバス、フェリー、鉄道5つの交通手段を提供することになる。また「ペナン・スカイ・キャブ」観光客のアトラクションとなることが見込まれている。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  6. ジープの小型SUV『アベンジャー』、発売2年で20万台受注…電動車比率は66%に
  7. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  8. 新型ドゥカティ『パニガーレV2S』日本上陸に「スイングアームアームすげー」「日本じゃ全力は使えない」など驚きの声
  9. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
  10. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る