ペナンで初の軽便鉄道、来年にも開始か 6月に工事発注の見通し

エマージング・マーケット 東南アジア

ペナン島のランドマーク・ビル「コムター」とペナン国際空港を結ぶ軽便鉄道(LRT)プロジェクトがスタートする。来年にも工事が開始される模様だ。ザ・スターが報じた。

情報筋によると、LRTの全長は17.5キロメートルとなる。総工費は45億リンギ。プロジェクト・デリバリー・パートナー(PDP)コンセプトに基づき開発される。昨年8月に実施された入札には、6つのコンソーシアムが参加しており、3社が外国企業とのコンソーシアムで、残り3社がマレーシアの上場企業となっている。工事の発注は6月に実施される。ガムダやIJMコープ、中国企業が候補に挙がっているという。

ペナン州の交通行政洪水緩和委員会のチョウ・コンヨウ会長は、プロジェクトを確実に進めるためにPDPコンセプトに基づいた開発とすると明らかにしていた。またLRT建設には、5から6年以内の完工を予定しているという。

ペナン州では、ペナン交通マスタープラン(PTMP)に基づく交通設備の開発に270億リンギを割り当てている。海底トンネルや3本の高速道路の建設も計画されている。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  6. ジープの小型SUV『アベンジャー』、発売2年で20万台受注…電動車比率は66%に
  7. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  8. 新型ドゥカティ『パニガーレV2S』日本上陸に「スイングアームアームすげー」「日本じゃ全力は使えない」など驚きの声
  9. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
  10. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る