建設のMRCB、首都圏鉄道設備更新事業の第1期を受注…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

建設大手のマレーシア・リソーシズ・コープ(MRCB)は、首都圏クランバレー・鉄道複線(KVDT)の設備更新事業第1期を受注したことを明らかにした。ニュー・ストレーツ・タイムズが報じた。

第1期はラワンとスンガイベシのサラク・サウス間の40キロメートルが対象。契約発行日は4月13日となっており、3年内の完成を見込んでいる。複線化事業は1995年にインディアン・レールウェイ・コンストラクションとマレー鉄道(KTMB)が共同で完成させたもので、レール交換やフェンス建設、排水設備などの更新などが必要となっていた。

MRCBがDMIA社と設立した合弁会社、MRCB-DMIAを通じて行うもので、事業総額は12.5億リンギとなっている。DMIA社は、KLIAエクスプレス開発やウエストポーツまでの鉄道開発に参加した実績があるという。

KVDT設備更新事業は2期からなっており、残る第2期はサラク・サウス-セレンバン間とKLセントラル-ポートクラン間で総延長は110キロメートル。MRCB-DMIAは第2期の獲得も目指している。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. ヤマハ、V4エンジンを搭載した新型「YZR-M1」を初公開! MotoGP サンマリノGPに投入へ
  4. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  5. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  6. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  7. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
  8. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  9. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  10. 【プジョー 3008 新型試乗】全身鋼のような硬さに満ち溢れる。これが新時代のプジョーか…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る