道路横断の子供2人、脇見運転のトラックにはねられ重体

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25日午後3時ごろ、埼玉県三郷市内の市道で、徒歩で横断歩道を渡っていた子供4人に対し、交差進行してきたトラックが突っ込む事故が起きた。このうち2人が直撃を受けて重傷。警察は運転していた28歳の男を現行犯逮捕している。

埼玉県警・吉川署によると、現場は三郷市采女1丁目付近で片側1車線の直線区間。横断歩道はあるが、信号機は設置されていない。子供4人は道路反対側にある飲料の自動販売機で買い物をしようと、徒歩で横断歩道を渡っていたところ、このうち2人が左方向から交差進行してきたトラック(ゴミ収集車)にはねられた。

この事故で5歳の男児と9歳の女児が頭部を強打。近くの病院へ収容されたが、2人とも意識不明の重体。他の2人の子供も転倒したが、ケガはなかった。警察はトラックを運転していた28歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕している。

現場は大型ショッピングセンターに近く、土日になると交通量の増す区間。聴取に対して男は「速度計を見ていて、前はよく見ていなかった」などと供述しているようだ。警察では前方不注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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