「クルマや電車は選択肢にない」高速バスに新たな需要?

自動車 ビジネス 国内マーケット
館山駅前に並ぶ高速バス(5月2日)
館山駅前に並ぶ高速バス(5月2日) 全 24 枚 拡大写真

大型連休後半が始まった5月2日、都心からクルマや列車で2時間ほどで行ける南房総・館山エリアでは、高速バスに“手回り品”を載せるサイクリストやサーファーの姿があった。彼らの声で共通するのは、「座って飲みながら」だ。

【画像全24枚】

ことし3月、東京と館山の間で2つの“変遷”があった。ひとつは都心側の首都高中央環状線全線開通、もうひとつはJR特急列車の大幅減便だ。

「(東京と館山を結ぶ)特急が減っちゃったでしょ。たしか、平日はゼロになっちゃったって聞いた。クルマで来るのもいいけど、帰りには渋滞もあるし。サッと乗れて、ちゃんと座れて、一杯やりながら帰りたいから、最近は高速バスで来る。電車っていう選択肢はなくなっちゃった」と話すのは、都内に住む自転車好き30代男性。

その男性といっしょに「洲埼灯台や道の駅をめぐる30kmのランを楽しんだ」という男性も「バスのトランクに自転車を入れて、行きはリクライニングシートで寝ながら、帰りは(酒を)飲みながら帰るのが楽しみ。車内にトイレもあるしね」と笑った。

同区間を結ぶ高速バスは、手回り品1個につき500円を支払えば、専用ケースに包んだ自転車やサーフボードをトランクに入れて乗車できる。館山駅の高速バス窓口の担当者は、彼らのような日帰り客が「3月以降、若干だけど増えている。『館山はよく来るけど、高速バスを使ったのは初めて』と話しかけてくる人も最近よく見る」と話していた。

同日午後、東京と館山を結ぶ高速バスが停車する富津館山道路「道の駅富楽里とみやま」(ハイウェイオアシス富楽里)に立つと、館山行き便のほとんどが乗車率8割程度。いっぽう、夕方の館山駅では、18時に出発する東京行き高速バス「房総なのはな48号」が満席、「同50号」(19時発)が「残り1~3席」。16時55分発の東京行き特急「さざなみ84号」を見ると、同駅出発時点の乗車率は1割ほどだった。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ルノー『メガーヌ』EVに改良新型、航続500km・急速充電24分に進化…フロントも刷新
  2. スズキ『アルトワークス』復活なるか!? 軽スポーツ復権への期待
  3. 「LAND CRUISER OFFICIAL ITEMS」、新作を7月24日発売…『ランドクルーザーFJ』Tシャツも
  4. BMWの新点火技術「Mイグナイト」、今夏から全てのM直列6気筒エンジンに搭載
  5. 次期『ノート』が日産復活の切り札となる? 2027年登場へ、価格は約30万円上昇か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  2. AIDVの開発にもAIを活用、日産がプラットフォームをデモ…AWS Summit Japan 2026
  3. 7/27申込締切 【激変するインド自動車産業】政策転換とEVシフト、クイックコマースが拓く日本企業の勝機
  4. 【セミナー見逃し配信】※プレミアム・法人会員限定 全固体(半固体)電池の現在地と将来展望~問われる全固体電池ならではの優位性とその価値の再定義~
  5. 中国サプライヤーが日本市場へ本格攻勢、“長期戦略”と“チャイナスピード”両立する「DESAY SV」次の一手とは
ランキングをもっと見る