【上海モーターショー15】長城汽車、 HAVAL の新ブランド戦術をアピール

自動車 ニューモデル モーターショー
コンセプトR
コンセプトR 全 32 枚 拡大写真

コンパクトカーから大型SUVまで、幅広い車種を展開する長城汽車(グレートウォール)。近年はSUVラインナップを「哈弗」(HAVAL)というブランドに集約し、明快なブランドイメージを確立しつつある。

【画像全32枚】

今回はブースもHAVAL車のみで構成され、GREAT WALLブランドの車種は置かないという潔いデザイン。このため長城汽車のブースだと気づかない日本人プレスもいたほどだ。そしてここでは2台のコンセプトカーと、2種の外観を持つ新型車が注目を集めた。

コンセプトカーの名称は『コンセプトR』と『コンセプトB』。この2台はSUVブランドが、さらに2つのラインに分けられることを示唆している。「R」はレッド、「B」はブルーのことで、今後の市販モデルではグリルに配されるエンブレムが赤と青の2種類にされることを示しているのだとか。

基本的には同じ車種であっても、赤いバッジは「スポーティでクール、スタイルも装備も新しさを重視した、若者向け」、青いバッジは「落ち着いていて高級感があり、オーソドックスで使い勝手がよく、ファミリー向け」というキャラクターになり、それぞれ外観も分けられるのだという。

ちなみに「R」の寸法は全長4460×全幅1854×全高1621mm、ホイールベース2680mm。エンジンはガソリンの2リットル、トランスミッションは7速DCTの4WD。いっぽう「B」は全長4146×全幅1772×全高1623mm、ホイールベース2550mm。ガソリンの1.5リットルに7速DCTのFF。

サイズもメカニズムも異なるが、この2台は同じプラットフォームの姉妹車だという。もしそれが本当で、これが将来の量産モデルを予告するものなのだとしたら、長城汽車の最新プラットフォームはかなり高い柔軟性を備えていることになる。

このほか新型量産モデルとして『H6クーペ』が公開されたが、たしかに赤バッジと青バッジで基本的なボディ形状は同一ながら、前後ランプやフロントエンドモジュールのデザインが違えられ、意外なほど印象が異なったものになっていた。

H6クーペの寸法は全長4593(赤)/4549(青)×全幅1835×全高1700mm、ホイールベース2720mm。エンジンは2リットルのガソリンとディーゼルがどちらにも設定されている。

同一車種で2つのキャラクターを訴求するという新しい戦術は大胆だが、これまでに例のない手法だけに、市場の反響と今後の推移が注目される。

《古庄 速人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダの最高級ミニバンが復活か?『エリシオン』後継でアルファードに挑む
  2. 次期『ノート』が日産復活の切り札となる? 2027年登場へ、価格は約30万円上昇か
  3. 【BYD シーライオン6 AWD 新型試乗】「広い・速い・安い」この万能PHEVに弱点はないのか? 300kmを走り検証した
  4. ボルボ『XC40』807台をリコール…火災のおそれ
  5. 【スズキ クロスビー 新型試乗】独特な世界観と走りは、往年のシトロエンを思い起こさせる…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  2. AIDVの開発にもAIを活用、日産がプラットフォームをデモ…AWS Summit Japan 2026
  3. 超高硬度クロムめっき、EV・半導体部品の長寿命化に貢献…大型量産設備をサン工業が稼働 
  4. 3000アンペアの急速充電に世界初成功、電動トラックの未来を切り開く…MAN
  5. 【日産 リーフ 新型】次世代EVのスタンダードを描いた、“スーパーエアロ”と“スーパーフラッシュ”デザイン
ランキングをもっと見る