三菱電機、EVやHV向けパワー半導体など好調で増収増益…2015年3月期決算

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三菱電機が発表した2015年3月期連結決算は、営業利益が前年同期比35.1%増の3176億円と大幅増益となった。

売上高は全セグメントが増収となり、同6.6%増の4兆3230億円となった。特に電子デバイス事業や産業メカトロニクス事業が好調だった。

自動車関連の設備投資の増加などでFAシステム事業が好調だったほか、自動車機器事業は北米、中国の新車市場が好調だったことなどから受注・売上げともに伸びた。電子システム事業は、防衛システム事業、宇宙システム事業の大口案件の減少で受注は前年度を下回ったものの、防衛システム事業向けの増加で売上げは前年度を上回った。

電子デバイス事業は、ハイブリッド車・電気自動車市場の拡大に伴う自動車用パワー半導体の需要増加、中国を中心とした電鉄用・民生用・産業用パワー半導体、通信用光デバイスなどの需要増加などから受注・売上げとも前年度を上回った。

収益では、産業メカトロニクス部門、情報通信システム部門、電子デバイス部門、家庭電器部門が増益となった。税引前当期純利益が同29.7%増の3229億円、純利益が同52.9%増の2346億円となった。

今期の通期業績見通しは売上高が同1.1%増の4兆3700億円、営業利益が同0.8%増の3200億円、税引前当期純利益が同0.9%減の3200億円、純利益が同6.3%減の2200億円を予想する。

《レスポンス編集部》

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