出光興産の通期決算…原油急落で巨額の在庫評価損発生、最終赤字1379億円

自動車 ビジネス 企業動向
出光興産(イメージ)
出光興産(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

出光興産は5月7日、2015年3月期(2014年4月~2015年3月)の連結決算を発表した。

それによると、売上高は4兆6297億円(前年同期比-8.0%)と減収。収益は営業損益が1047億円、経常損益が1076億円、最終損益が1379億円のそれぞれ赤字となった。

純利益に株式など資産価値の変化を加味した総合的な利益指標である包括利益は1028億円の赤字(前期は694億円の黒字)となった。

石油製品のマージンは拡大した一方、石油化学製品のマージン縮小や石油開発事業の不振により収益は悪化。原油価格の急落等により、在庫評価損1333億円が発生したことに加え、油田開発計画見直しで特別損失約392億円を計上。最終損益は1379億円の赤字となった。

今期の連結業績見通しは、売上高4兆3500億円(-6.0%)、営業利益920億円、経常利益890億円、純利益560億円とした。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る