トヨタ豊田社長、「ヒット打てなくても打席に立つ人を評価」

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トヨタ自動車の豊田章男社長
トヨタ自動車の豊田章男社長 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車の豊田章男社長は5月8日の決算発表会見で、今年は「(これまでの)意思ある踊り場から、持続的成長に向けて実践する段階に移ってきた」との認識を表明した。

同日発表した2016年3月期の連結営業利益予想は、前期比2%増の小幅増益見込み。だが、豊田社長は「年後半にはTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)による初めてのクルマを投入する。3年間凍結してきた新工場の計画も動き出す」と指摘、「実践」の年と位置付けた。

そのうえで「実践とは全員がチャレンジすること」とし、「仮にヒットは打てなくても、バッターボックスに立った人が評価される会社にしたい」と話した。打席に立つことがチャレンジと表現し、経営トップとしては「チャレンジし続ける人材を育成することが自分の一番大切な仕事だ」と、強調した。

《池原照雄》

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