トヨタ豊田社長、「ヒット打てなくても打席に立つ人を評価」

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ自動車の豊田章男社長
トヨタ自動車の豊田章男社長 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車の豊田章男社長は5月8日の決算発表会見で、今年は「(これまでの)意思ある踊り場から、持続的成長に向けて実践する段階に移ってきた」との認識を表明した。

同日発表した2016年3月期の連結営業利益予想は、前期比2%増の小幅増益見込み。だが、豊田社長は「年後半にはTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)による初めてのクルマを投入する。3年間凍結してきた新工場の計画も動き出す」と指摘、「実践」の年と位置付けた。

そのうえで「実践とは全員がチャレンジすること」とし、「仮にヒットは打てなくても、バッターボックスに立った人が評価される会社にしたい」と話した。打席に立つことがチャレンジと表現し、経営トップとしては「チャレンジし続ける人材を育成することが自分の一番大切な仕事だ」と、強調した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  2. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  3. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  4. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  5. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る