過熱するタイの「闘鶏」市場…1羽300万円の高額取引も

エマージング・マーケット 東南アジア
タイ バンコク 街並み
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【タイ】タイで3羽の闘鶏が計250万バーツ(約900万円)で買い取られ、話題となっている。

 6日付のタイ字紙カオソッドによると、高値がついたのは東北部ロイエット県の闘鶏養成所で育成されたジャオワーノン(8戦8勝)、ジャオマフアン(3戦3勝)、ジャオシーノー(デビュー前)。3羽は2012年に106万バーツでコンクリート工場オーナーに買い取られた著名な闘鶏ジャオケンカーオの息子たちで、闘鶏養成所のオーナーが計300万バーツで売りに出し、値引き交渉の末、バンコク郊外ノンタブリ県の実業家のタイ人男性(42)が手に入れた。男性は3羽を闘鶏の種鶏とする考えだ。

 タイでは闘鶏専門誌が数誌あるなど闘鶏が盛ん。建前は勝敗を楽しむ娯楽だが、実際には多額の金が動く違法賭博として人気がある。タイ字紙タイラットによると、これまでで最も高値がついた闘鶏は350万バーツで売買された。また、バンコク都内ドンムアン区にある闘鶏場では売り上げから経費を引いた利益が1日10万―50万バーツに上るという。

1羽300万円 タイで闘鶏の高額取引が話題に

《newsclip》

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