スズキ通期決算…売上3兆円回復も、営業諸費用増加で6期ぶりの減益

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スズキは5月11日、2015年3月期(通期)の連結決算を発表した。

それによると、売上高は3兆0155億円(前年同期比+2.6%)、営業利益は1794億円(-4.4%)、経常利益は1943億円(-1.8%)、純利益は969億円(-9.9%)となった。リーマンショック後に落ち込んでいた売上高は3兆円を回復したが、6期ぶりの減益となった。

四輪車事業については、国内売上高は消費税率引上げに伴う反動減もあり、前期を下回ったが、海外売上高はインドでの増加等により前期を上回った。合計では3.3%の増加となったが、国内外での営業諸費用の増加等が収益を圧迫した。

二輪車事業についは、売上高はアジアでの販売減少等により減少。7億円の営業赤字となった。特機等事業の欧州や北米での船外機の売上増加等により増収。営業利益は前期並みとなった。

今期の業績見通しについては、売上高3兆1000億円(+2.8%)、営業利益1900億円(+5.9%)、経常利益2000億円(+2.9%)、純利益1100億円(+13.6%)とした。

《纐纈敏也@DAYS》

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