英国の高級車メーカー、ジャガーカーズは5月20日、『FタイプR』が世界最高速記録挑戦のサポートカーに起用された、と発表した。
FタイプRは、ジャガーカーズの新世代スポーツカー、『Fタイプ』の頂点に位置する高性能グレード。5.0リットルV型8気筒スーパーチャージャーは、最大出力550psを発生。0-96km/h加速は3.9秒、最高速は300km/h(リミッター作動)の性能を備える。
今回、FタイプRが、世界最高速記録挑戦のサポートカーに起用。このチャレンジは、「ブラッドハウンド・プロジェクト」と呼ばれるもの。最高速記録を狙うためだけに開発された『SSC』という車両を用いて、世界最高速記録達成を狙う。
SSCとは、「スーパー・ソニック・カー」(超音速カー)の意味。ロケットエンジンを搭載し、1600km/hの最高速を目指す。
サポートカーのジャガーFタイプRでは、SSCと共通のカラーリングを採用。ジャガー・ランドローバーの特別車両開発部門、「SVO」が車両の製作を担当している。