【リコール】いすゞ フォワード 9万8000台、走行中にエンジン停止のおそれ

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いすゞ・中型トラック フォワード (参考画像)
いすゞ・中型トラック フォワード (参考画像) 全 2 枚 拡大写真

いすゞ自動車は5月21日、中型トラック『フォワード』のバッテリケーブルに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

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対象となるのは、『フォワード』1車種で、2007年4月27日から2014年12月22日に製造された計9万8377台。

中型トラックのバッテリケーブルにおいて、中間分岐部の防水性が不足しているため、分岐部内部に水が浸入し、分岐部内部の端子が腐食することがある。そのため、そのまま使用を続けると、腐食が進行し、最悪の場合、端子が折損してバッテリ電源が断たれ、走行中エンジンが停止し再始動できなくなるおそれがある。

改善措置として、全車両、バッテリケーブルの中間分岐を廃止し、車両電源ハーネスを追加する。なお、部品の全数供給に時間を要するため、当面の措置として、一部車型についてバッテリケーブル中間分岐部を点検し、樹脂ケースに亀裂が発生している場合は車両電源ハーネスを追加し、問題のない場合は後日対策する。

不具合は6件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

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