当選倍率は7倍以上、約230組のマツダファンが ロードスター 新型誕生を祝う

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「Be a driver. Celebration」では、多くのファンが新型ロードスター誕生のお祝いに駆けつけた。
「Be a driver. Celebration」では、多くのファンが新型ロードスター誕生のお祝いに駆けつけた。 全 29 枚 拡大写真

マツダは5月19日、東京・日本橋にて4代目となる新型『ロードスター』を発表会を開催。その後行われた「Be a driver. Celebration」では、多くのファンが新型誕生のお祝いに駆けつけた。

この日集まったのは、総勢約230組。事前にホームページ上で募集したところ、定員150組300名に対し約1700組の申し込みがあり、倍率は7倍以上となった。その狭き門をくぐり抜け集まった多くの参加者が、ロードスター並びにマツダを愛するファンたちで、若者から年配まで年代はその層は幅広い。

また、マツダからは、ロードスターだけでなく『CX-5』『アテンザ』『アクセラ』『デミオ』『CX-3』の開発主査とチーフデザイナー、11名が参加した。

19時の開演と共に、ロードスターの開発主査を務めた山本修弘氏がスピーチ。集まったファンに対し、感謝の言葉を述べると共に次のように話した。

「マツダの内でも(それぞれの車種の)主査とチーフデザイナーが一堂に会するということはほとんどない。我々主査とチーフデザイナーは、皆さんと色々と楽しい話ができるのではないかと思っている。短い時間だが是非楽しんでいただきたい」(山本修弘氏)

山本主査の挨拶に続き、実際に新型を注文したというファンにインタビューする場面も。横浜から来た男性は、実は昨年9月に舞浜アンフィシアターで行われたファン感謝イベントで世界で初めて新型ロードスターのコックピットに座り、世界で初めて新型の購入を表明したという人物だ。

御殿場で行われた試乗会でも、一般人として世界で初めて試乗を行った幸運の持ち主で、「次の(ロードスター)軽井沢ミーティングに合わせて納車されます」と話すと会場からは大きな拍手が巻き起こった。

その後行われた「Be a Driver. Special Stage」では各主査やチーフデザイナー、自動車ジャーナリストの竹岡圭さんによるスペシャルトークが行われ、CX-5の主査である大塚正志氏が、開発中に感極まり何度も涙を流したというエピソードが紹介されると会場は笑いに包まれた。

またロードスターのチーフデザイナーを務めた中山雅氏がその場で描いたロードスターの絵とサインを、近々誕生日を迎える女性にプレゼントするサプライズも。

会場のあちこちでは、マツダの開発者とファンが真剣に議論する姿も見られ、山本氏は「今回我々は初代の持つ“運転する楽しさ”をみなさんにお届けすることができた。でもこれでやめるわけではなく、これからが始まり。これからロードスターはどんどんと育てていく。ロードスターは25年の間、みなさまに育てられた。次の25年、そして50年経っても、みなさまに愛されるロードスターを我々は作り続けていく。これからもみなさまと一緒にロードスターを育てていく」と語った。

《橋本 隆志》

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