コンチネンタルは、中国・合肥市にある自社タイヤ工場の敷地内にタイヤ向けの研究開発(R&D)センターを新たに開設したと発表した。
コンチネンタルは、建設の第1期として、約6000平米の敷地に年間で約6000回のタイヤテストが可能なR&Dセンターを開設。投資額は400万ユーロ(約5億3500万円)を超える。第2期の計画も策定中で、タイヤテストの処理能力が1000回分向上する見込みだ。
新R&Dセンターには、中国市場向けにカスタマイズされたウィンタータイヤのテストが年間を通して可能なドラムテストベンチも設置。今後、中国向けサマータイヤ、ウィンタータイヤの新世代製品をより早く、より効率的に開発することが可能となる。
コンチネンタルでは、新R&Dセンターの設立により開発力を強化。アジア太平洋地域でサマータイヤ、ウィンタータイヤの製品レンジのさらなる拡大を目指す。