OKI、空中音響技術を活用したドローン探知システムを開発

航空 企業動向
ドローン探知システム システム構成例
ドローン探知システム システム構成例 全 2 枚 拡大写真

OKIは、空中音響技術を利用した「ドローン探知システム」を開発し、6月1日より販売を開始する。

近年、ドローンの普及が広がる一方で、重要施設、大規模集客施設の安全やプライバシー侵害など、ドローンの事故や悪用の脅威に対する社会的懸念が増加。ドローンの探知に関する関心が急速に高まっている。

OKIは、ドローンが飛行音を隠匿できない点に着目。ドローンの飛行音を複数のマイクロフォンで収集して音源位置分析を行い、飛来方位・仰角、および距離の通知が可能な「ドローン探知システム」を開発した。

ドローン探知システムは、音響センサー部と操作表示部で構成。探知範囲は音響センサーの設置数と配置場所により拡大できるほか、ネットワークを使った遠隔監視にも対応する。

同システムは、空中音響技術を利用しているため、夜間に飛来するドローンの早期発見も可能だ。また、オプションのカメラを組み込むことで映像による確認や録画もでき、侵入履歴の記録を残すなど、監視用途を広げた運用もできる。さらに、要望に応じてドローンの機種識別も可能だという。

価格は300万円より。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る